石に穴をあける

先日、ポールを指して倒れないように石に穴をあけてほしいということで、庭石にポールのが入る穴をあけました。

墓地に蜂の巣

墓地の石塔の中にみつ蜂が巣をかけました。過去何度もあったのですが、今年もかけました。小さな穴があるとその隙間から入り込んで巣をかけます。特に秋口は活動が活発になり、出入りが激しくなります。対処法としては隙間穴をふさいでしまうことです。すると、外から帰ってきた蜂は巣に入れず、巣にいる蜂は蜜をすべて吸い尽くして消滅してしまいます。また、別の種類の蜂で石塔の文字の中に作る蜂、どろバチでしょうか。たまに見かけます。

 

道具のメンテナンス

道具のメンテナンスをしました。以前焼き入れしたビシャン(石の表面を平らにしたり、模様をつけたりする)やちょうな(両刃ともいいます。石の表面を平らにしたり、小たたきのたたき目をつける時に使う)という道具を道具から柄を抜きました。最近は、機械を使って加工するので、こうした道具を使う機会が少なくなりました。

 

小学生の体験学習

先日、地元の小学生が地域で仕事をしているお店を回って、体験学習をするということで、うちのお店に来ました。今回で4~5回目になります。いくつかの石を触ってみたり、道具を使って叩いてみたり、石にもいろんな種類があり、硬さも違うんだな、ということを感じてとても興味をもってくれました。石はどこからとれるんですか? どうゆう風に作るんですか? どうして石屋さんになったんですか? など小学生らしい質問がありました。 これをきっかけに石に興味をもってくれたらいいなと思いました。

蚊の発生を予防

これから暑くなると、ボウフラが出て蚊が発生してきます。墓地においても、花筒などの水たまりに、蚊が発生することがあります。それを予防するのに、よく昔から十円玉を入れておけばいいと言われています。何故十円玉かというと銅だからです。是非試してみてください。また、花筒の中に入れる専用の銅でできた入れ物もありますので、必要な方は、お問い合わせください。

山灯篭

先日、山灯篭の取付けをしました。山灯篭というのは、自然の形をしたした石を組み合わせて作った灯篭のことをいいます。

岩石の研究

先日、某学校の先生が授業で岩石の研究をしたいので、石ありますか、と連絡がありました。ということで、うちの工場に来て、石の端材を持って行かれました。凝灰岩、安山岩、花崗岩など。バーナーであぶったりして、顕微鏡でその変化等を調べるそうです。ユニークでおもしろい授業ですね。

石材組合で伊豆石の丁場跡を見学してきました

先日、組合で伊豆石の丁場(石切り場)跡を見学してきました。
伊豆石は、主に伊豆半島から採掘される石で、安山岩系の硬質の石(小松石や根府川石など)と凝灰岩系の軟質の石(伊豆青石など)があります。古くから、江戸城の石垣や民家の石垣、石塀に使われ、墓石やお地蔵様、また、ホテルなどのお風呂場の床にも使われています。また、耐火性にもすぐれていたので、かまどなどにも使われていました。近年は、採石量が減少し良質な石を掘り出すのが難しくなってきています。

江戸時代から昭和26年まで採掘されていた 切り出した石をこの斜面から滑らせ船にのせて運んだ  ここは明治の初期まで採掘されていた
切り出された石 天城トンネル
伊豆石で造られた日本一長い石造りの隋道

台風の強風で被害

先日の台風の強風の影響で木の枝が折れて、それが灯篭にあたり灯篭が倒れてしまいました。その取付け工事をしました。今回の風はかなり強く墓誌が倒れたり、塔婆立てが倒れたりと被害がありました。

手を合わせてもらう仕事だから

以前、とうよこ沿線という地域情報誌があり、現会長の原 春良が特集記事に載りました。その時の記事をリンク致します。
職業 仕事人 No6手を合わせてもらう仕事だから
昭和60年8月1日発行『とうよこ沿線』第29号から転載
文:山本裕二