Q&A

よくお客様から、こんなお問い合わせを受けます。

 新たにお墓を建てたいが、どうすればよいのか?
Q:お墓はどのような種類があるのですか?

A:  お墓で一番多いのが、四角い石を重ねた縦長の和型墓石です。次に、高さが低めの横長の洋型墓石です。洋型墓石は霊園の芝生墓地でよく建てられていますが、寺院墓地でも好む方が多いです。その他に独自にデザインした自由墓を建てる方もおります。ただ、自由墓は、その時はよいのですが、代がか わっていくと、永代に続くお墓の意味からすると、やはり、和型墓地、洋型墓地が飽きもこないし良いというお客様もいます。

和型墓石 洋型墓石

Q: 納骨したいのですが、どのようにすればよいのですか?

A :納骨の時期は、既にお墓がある方は、一般的には四十九日法要に合わせて納骨される方が多いようです。ただし、四十九日を過ぎても、気持ちの整理がつかない、あるいは、お墓がないなどの理由でご自宅にお骨を置かれている方もいらっしゃいます。また、これから新たにお墓を建てたいという方は、建墓までに2~3ヶ月かかりますので、そのような方は四十九日法要後、百か日や一周忌など筋目に納骨をされる方が多いです。
納骨の日にちが決まりましたら、その時までに戒名を墓石に刻みますので、なるべく早めに(2~3週間前には)石材店に、納骨の日にち、時間そして、戒名の原稿をお知らせください。そして、納骨当日は、石材店が立ち会って、お墓のカロートのふたを開け、お骨を納め、再度ふたの方を閉めます。その時に、お花とお線香をお忘れにならないようにお持ちください。

既にお墓がある場合

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お寺より戒名頂く。納骨日決まる。
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石材店に連絡。納骨日と法要開始時刻知らせ戒名彫り依頼。

   ↓

石材店 墓石(墓誌)に戒名を彫る。

   ↓

49日法要頃に納骨する。この時石材店立ち会う。お花とお線香を忘れないでください。

お寺より、戒名頂く。納骨日にち決定。  

石材店に連絡。
納骨日と法要開始時刻知らせ、戒名彫り依頼。
石材店 墓石(墓誌)に戒名を彫る。
お骨はご自宅に置く 49日法要頃に納骨する。
石材店立会う。
この時、お花・お線香を持ってくる。

 

Q: 既にお墓のある方で、カロート(お骨を納めるところ)の中に、お骨がたくさん入っていて、この先いっぱいになったらどうすればよいのか?

A: カロートの下は、土になっており、もしお骨がいっぱいになりましたら、古いお骨から骨かめからお骨をあけて、土に返します。ですので、そういった心配はいりません。昔から、土から出て、土に返る、と言われています。

Q:お墓を注文してから完成するまでには、どのくらいかかるのか?
A:一般的には、注文を頂いてから2~3ヶ月かかります。ですので、知人がお亡くなりになられてお墓を建てたい場合は、百か日までに完成し、納骨できます。
ただし、四十九日までに納骨したいということであれば、間に合わせることもできます。

Q:既存のお墓があるのですが、子供が娘でお嫁に行っています。両親が亡くなって、娘夫婦が既存のお墓に入れますか。

A:お寺の承諾がとれれば、既存のお墓を承継することはできます。その際、墓石の正面の○○家之墓は、磨き直し再度新たな名前を彫ればよろしいかと思います。

Q:よく、生前にお墓を建てた方に多いのですが、石塔の建立者の名前に赤く朱が入っています。その方が亡くなられて納骨するときに、その朱は抜くべきですか。
A:本来、赤く朱を入れる意味は、生前に戒名を頂いた場合に戒名に朱を入れます。例えば、夫が亡くなりお寺様から夫の戒名を頂いた時に、妻も戒名を頂いた場合、夫婦は夫のとなりに妻の戒名を並べて刻みますので、その時に妻の方の戒名(二文字)に朱を入れます。そして、いずれ妻が亡くなった時に、その朱を取ります。 という事ですので、建立者の名前に朱が入っているのは、仏教的には意味がありません。その地域独特のものか、建てた業者の好みで、アクセサリー的な意味合いです。ですので、朱を取らなければいけないという事はありません。