石に穴をあける

先日、ポールを指して倒れないように石に穴をあけてほしいということで、庭石にポールのが入る穴をあけました。

道具のメンテナンス

道具のメンテナンスをしました。以前焼き入れしたビシャン(石の表面を平らにしたり、模様をつけたりする)やちょうな(両刃ともいいます。石の表面を平らにしたり、小たたきのたたき目をつける時に使う)という道具を道具から柄を抜きました。最近は、機械を使って加工するので、こうした道具を使う機会が少なくなりました。

 

石材組合で伊豆石の丁場跡を見学してきました

先日、組合で伊豆石の丁場(石切り場)跡を見学してきました。
伊豆石は、主に伊豆半島から採掘される石で、安山岩系の硬質の石(小松石や根府川石など)と凝灰岩系の軟質の石(伊豆青石など)があります。古くから、江戸城の石垣や民家の石垣、石塀に使われ、墓石やお地蔵様、また、ホテルなどのお風呂場の床にも使われています。また、耐火性にもすぐれていたので、かまどなどにも使われていました。近年は、採石量が減少し良質な石を掘り出すのが難しくなってきています。

江戸時代から昭和26年まで採掘されていた 切り出した石をこの斜面から滑らせ船にのせて運んだ  ここは明治の初期まで採掘されていた
切り出された石 天城トンネル
伊豆石で造られた日本一長い石造りの隋道

洋型墓石の字彫りをしました。

今日は、洋型墓石の正面の文字、水鉢の家紋、墓誌の戒名を字彫りしました。特殊なシートを張り、サンドブラストで彫りあげます。

つくばいを作りました

今日は、京都 龍安寺で有名な、つくばい 知足石を作りました。

吾唯知足(われ、ただ、たるを、しる)と読み、その意味は、

満足する事を知る人は、見てくれは貧しくても、心豊かで幸せな人。
満足する事を知らない人は、見てくれは豊かでも、心が貧しく不幸な人。

 
         

石材組合の視察旅行で福島県の御影石の丁場(石山から石を切り出す所)を見に行きました

石の切り出し作業
石材の切り出し方は、発破を使う方法などありますが、この採石場では、初めに、特殊なワイヤーを使って切り出し、石山から30~50t位の大材を取り出します。その後、矢などを使い小割りし必要な寸法まで小さくしていきます。その中から、実際に使えるのは、一割程度です。